【転職活動初心者必見】転職活動のスケジュールと流れとそれぞれのポイント
実際に働いてみたけど、実は自分のイメージとは違い、ぼんやりと転職を頭に思い浮かべている方は多いと思います。
そんな方の中でも、まだ転職をしたいけど動き出せないでいる人は、何をすればいいかわからなかったり、どうやって進んで行くのかわからず不安な方は多くいるのではないでしょうか。
今回は転職活動の仕方と、始めてから終わるまでの流れを書いていきます。
転職活動はどうやって始めるか、どのような流れで進んで行くか、新たな一歩を踏み出すには、まず何を準備すべきかを知ることが大切です。
まずは、転職活動の全体像を知り何をすればいいのかを明確にして行きましょう。
転職活動の期間はどれぐらい?
転職期間は、「情報収集~書類作成」などの準備期間に2週間、「応募~面接」に1~2カ月、「内定~入社」までが1~3カ月程度というのが一般的です。
なので内定をもらうまでの期間としては、2ヶ月から3ヶ月間が一般的です。
私の場合は、12月にボーナスをもらってからやめたかったので、9月ごろから転職活動を始めました。
また、在職中の場合は長期に及ぶと仕事との両立は難しくなり、離職中の場合は離職期間が長くなり、収入がない状態が長く続いてしまいます。
あらかじめどういう流れで進んで行くのか知りスケジュールを立てておくことで、転職活動におけるリスクを少なくすることができます。
働きながらか、退職後か、どう違う?
私も実際に転職した後に、友人に聞かれることの多くが働きながらやったの?と聞かれることが多かったので、気になる方も多いのではないでしょうか。
私は実際に、働きながら転職活動をしました。
リクナビNEXTの調べだと、働きながら転職活動をした方が約8割、退職後に転職活動をした方が約2割となっており、働きながら転職活動をする人の方が多いようです。
それぞれの特徴があり、働きながら転職活動をする場合は、収入があることや離職期間がないことがメリットで、転職活動をする時間が取りづらいことがデメリットとしてあげられます。
退職後にする場合は、時間に余裕があり書類や面接の準備をする時間があることや、リフレッシュしてしっかり自己分析できることなどがメリットとしてあげられます。
その反面、一時的に収入がない期間ができるので、金銭面で苦しかったり離職期間ができてしまうことがデメリットとしてあげられます。
※引っ越しを伴う転職の場合は、引っ越し代や新居の初期費用もかかるので、退職した後に転職活動をする方は、一度試算してみた方がよいと思います。
それぞれの良い点や悪い点を知った上で、判断してどちらにするかを選びましょう。
STEP1:応募をするまでの準備期間
転職活動は、20社書類を出して1社内定がもらえるかどうかと言われています。
そんな中で、何も考えずに適当に書類を出したり、対策もせずに面接に行くことは非常にもったいないです。
転職サイトに登録すれば、エージェントが無料で手伝ってくれるところなども多くあります。
職務経歴書の添削や面接の対策を行ってくれるので、必ずエージェントサービスに登録して、その道のプロにアドバイスをもらうことをおすすめします。
自己分析
私は自己分析がより深くできているかどうかが、転職活動の上で一番大きな要素だと思っています。
自分の考えをまとめることは、転職活動する上での土台になる部分です。
職務経歴書の自己PR、面接をする際の志望動機、応募する企業を選ぶ際の判断基準とすべてのことに自己分析が関わってきますし、自己分析の深さが合否にも大きな影響を与えます。
また、合否だけでなく転職後に現職の不満を解決することも、自己分析ができていなければできません。
転職活動を通して、自分の理想の働き方に近づくためにも、応募する前段階として自己分析をしっかりと行うようにしましょう。
【より深く自己分析をするためのコツ】
①転職エージェントと面談をする。
②無料診断ツールを使う。
①転職エージェントと面談をする。
自分で自分の考えをアウトプット(発信すること)することで、自分の考えや知識が定着するというのはよく聞くと思いますが、アウトプットすることは自己分析をする上でも重要です。
転職エージェントに、自分の考えをアウトプットすることで考えていることが整理されますし、自分の意見を客観的にみてもらうことで潜在的な想いや自分の特徴に気付くことができます。
まずは最大手の「リクナビNEXT」登録をして「リクルートエージェント」というエージェントサービスを利用するのが無難でいいかもしれません。
会員登録は無料で5分もかからずにできるので、転職を考えていてまだ登録をしていない方は今すぐしましょう。
②無料診断ツールを使う。
また、先ほど紹介したリクナビNEXTには「グッドポイント診断」という無料の診断ツールがついています。
自己分析を助けてくれるツールで、自分の強み、得意な事、やりたい事は何かを明確にしてくれるツールです。
30分ほどかかりますが、質問に答えて行くだけで結果を出してくれて、簡単に自己分析ができるので今すぐ使ってみましょう。
このようなサービスは他の転職サイトにもあるますので、ぜひ使ってみましょう。
情報収集
具体的にどんなふうに働きたいのが自己分析ができてきたら情報収集をして行きましょう。
いろんな情報を集め、気になっている業界の特徴や将来性はどうか、どんな理由で辞める人が多いのかなど比較検討することで、自分の応募する企業や業界を絞って行くことができます。
ここで細かく情報を収集していることで、企業に志望理由を伝えるときにも役に立ちます。
業界の研究なら業界研究本が出ていますし、特定の企業の研究をしたいのであれば企業の採用ページや採用担当のTwitterなども有効ですね。
STEP2:応募書類の作成
働きながら転職する方は、応募書類を作成することがまず最初に腰が重くなる部分だと思います。
ですが書類の通過するかしないかは、転職活動をする多くの方が最初にぶち当たる壁かと思います。
特に職務経歴書は、書き方によって合否に大きな影響を与えます。
書き方にもポイントがありますので、こちらを参考にしてください。
また、職務経歴書の中でも一番悩むのが「自己PR」かと思います。
こちらも書き方次第で、採用担当者にグッと好印象を与えることができます。
STEP3:応募・面接対策
応募
自己分析もできて書類もかけたら、実際に応募を出して行くのですが、スケジュールに注意しながら応募をしていくことが重要です。
当たり前ですが書類が通ったら面接の日程を決めることになるので、働きながら転職活動をする方は、無理のない範囲でスケジュールを組むことを意識しましょう。
応募をどれだけすればいいのかは、自分だけで判断するのは難しいので、転職エージェントに相談をしながら決めて行くのが一番いいと思います。
面接対策
対策なしで面接にのぞむことは、内定の可能性を大きく下げてしまいます。
もし書類を通って面接の日程を組む際には、必ず面接前に対策ができる時間を確保した上で日程を組むようにしましょう。
私は面接の前に3回面接練習や模擬面接をした結果、2社のみの応募でも1社は最終面接まで、もう1社は内定を頂くことができました。
面接練習や模擬面接は、転職エージェントの方にやってもらうのが一番ベストです。
直接会ってエージェントの方に模擬面接をして頂くことが一番いいですが、無理であればSkypeなどで練習することをおすすめします。
(※最近ではSkypeで面接するところも増えています。)
STEP4:内定・退職手続き
内定後
企業から内定連絡が来たら、入社承諾の返事をする前にきちんと労働条件を確認しておきましょう。
特に給与面では住宅補助が出ると思っていたら出なかったり、残業代が見込み残業になっていた。などはよくある話なので、細かい部分まで確認すべきです。
また、出世欲が強い人はステップアップしたら年収がどう変わるかも確認しておくべきです。
とくに大手からベンチャーに行く際には、課長クラスの年収は大企業と比べるとだいぶ下がります。
入社後に、入社前のイメージとのマイナスGAPが生まれないように細かく確認するようにしましょう。
退職手続き
円満退社をするために、仕事の引き継ぎや、退職の事務手続きは余裕を持って行いましょう。
また、健康保険証や名刺、入館証など会社から支給されているものの返却と、年金手帳など受け取るものの確認も忘れずにするようにしましょう。
また、退職の際に上司から引き止めがあるかもしれません。
「今より待遇をよくする」や「今よりいいポジションを用意するなど」様々なことを言われるかもしれませんが、基本的にそんなことは滅多にありません。
実際に転職をやめて会社に残ったとしても、なんとなくその話はゴマかされるでしょう。
もし引き止めにあったらきっぱり断るようにしましょう。
退職意思を伝えてからは、退職日と最終出勤日が決まるまでは飲みにいくのもやめたほうがいいです。
まとめ
転職活動の際は、スケジュール感をもって行動することが非常に大事です。
今後どのように進んで行くのか、その際に注意することをあらかじめ知っておくことで、後悔のない転職活動をおこなうことができます。
自分で納得のいく転職活動を行えるように、本記事を活用していただければと思います。